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幸いなことに病状も安定したまま新年を迎え、新年最初の診察へ。

特に問題もなく、抗がん剤を打ってもらい帰宅。
しかし診察の2~3日後。

クロさんが座った体勢のまま微動だにしない。近くを通ったりしてもこちらを目では追うものの、動こうとはしない。明らかに運動量が落ちている。






再度病院へ連れていくと、「浮腫が再発している」との診断。まだ抗がん剤を入れはじめて3週間弱。もう効果が出なくなっていました。

前回の抗がん剤の投与から日が浅い事もあり、この日はステロイドを打ってもらい様子を見ることに。帰宅してもぐったりした様子。食欲もほとんどなくなっていました。

翌日になっても状態は変わらず、やむを得ず別のもっと強い抗がん剤を入れることに。

「副作用でひどい下痢を起こす事があるので、飼い主さんにかなり負担になります」と先生から説明が。しかしそんな事を言っていられる状態ではなかったので、覚悟を決めてお願いしました。

しかし新しい薬も目立った効果はなく、それから2日間ベッドの下や押入れの中など暗い所へひきこもるように。




いよいよ最期の時が近づいてきたのかな…などと思っていました。



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とりあえず朝イチで病院へ。1日ぶりにクロと再開。病院の狭いケージの中で、体調が悪いにも関わらず警戒して横にならないクロ。先生を威嚇する。
先生の話としては

「首周りの浮腫がかなりひどい。食べないのもそのせいと思われる。検査結果が出るまであと数日。ただこのまま食べないと結果が出る前に最悪の事態も考えられる。それならリスクはあるが抗がん剤を投与してみてはどうか」
との事。

確かにこのままではジリ貧だし、先生の説明を聞いている間にもクロは起きているのが辛いようでだんだん傾いて壁に寄りかかっていく。起きてるのは辛いけど知らない場所では安心して横になれない。それがあまりにもかわいそうだった。手を伸ばすと威嚇される。でもちゃんと撫でさせてくれた。先生が「やっぱり飼い主さんだと違いますね~」と言っていたのがすごく嬉しかった。


先生に抗癌剤の投与をお願いする。もし重症筋無力症も発症していれば、抗がん剤の副作用による嘔吐からの誤嚥でそのままなくなる可能性もあるので、投与後2~3時間以上後に迎えに来てくださいとの事。夜の予定をキャンセルしつつ、急変の知らせの電話がならないか怯えて過ごす。

用事等を済ませて迎えに行けたのは結局夜の7時頃。一応は落ち着いている様子。嘔吐もない。まずは一安心。クロを連れて帰る。あいにくの雨で、「そういえばクロをうちに迎え入れた日もひどい雨だったなぁ」などと思い出す。

帰宅後、しばらくはやっぱりだるそうにしている。しかし、しばらくすると少しずつ動き回るようになってきました。






投与初日の様子。ちゃんとトイレに行く姿に涙。


翌日、再度抗がん剤を投与するため再び病院へ。今後1週間ごとに抗がん剤を投与していくとのこと。クロさんの通院生活がスタートしました。


つづく




プロフィール
HN:
ながたけ
HP:
性別:
男性
自己紹介:
皆様はじめまして。

このブログは2015/1/18に息を引き取った愛猫クロのことを綴っています。元野良猫だったクロさんとは出会って1年ほどして一緒に暮らすようになりました。わずかに8ヶ月程度の同居生活でしたが、たくさんのものを頂きました。

猫を飼うのは初めてだった私ですが、何卒宜しくお願いします。

ちなみに普段はドラム叩いてます。
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